AWS Graviton2
最大40%のコストカット!
魅力的だが、ARMアーキテクチャのプロセッサなのでバイナリから違うのが面倒くさい。 サラのOSディストリビューションから作り直しなので現行のサービスでテストするにはかなりの障壁。 人柱記事が出てくるまで時間がかかりそうだ。
僕は人柱は滅多にやらない主義なのだけど 価格の魅力に負けて食いついた。
ubuntu18.04 ARM64の問題
ubuntu-defaults-jaが提供されてない!
でも、幸いな事にこれ以外に大きい問題はなかった。 コレくらいなら、by hand でなんとかできそう。
オンデマンドの価格
c5系の80%の値付けになっている。 Amazonは40%のコスト削減が出来ると大口を叩いているがCPUが相当早いということかな?
タイプ | CPUs | メモリー | 価格/h |
---|---|---|---|
c5.xlarge | 4 | 8GiB | $0.1712 |
c6g.xlarge | 4 | 8GiB | $0.214 |
プロダクションに適用
アドネットプラットフォームの処理は、CPU処理が多く、DB処理が少ない(殆どをキャッシュで処理するため)。 また少しでも早くレスポンスを返したい為、C系のサーバーを使っている。 この環境に1台混ぜてみる。(STGはインスタンスタイプを小さいモノにしてケチって居たためよく解らなかった。。)
CPU使用率
設定をミスってリクエストが寄り過ぎて焦って落としたのはご愛嬌w
- 一番下の水色 c6g.xlarge
- 中央の塊が c5.xlarge
- 上の2つが m3.xlarge
m3はスポットインスタンス(c5が枯渇して買えない為・・・)。ECUが全然違うので、同じxlargeでも全然違いますな。 そして肝心のc6gは、顕著に早いって訳ではないが、c5相当のECU換算20以上はありそうだ。 なので、Amazonの40%は吹きすぎ(CPUだけの話じゃないのかな?)だが、リーズナブルである事は間違いない。